HoriHoly’s blog〜ベトナム&台湾編〜

ツーリング記録やツーリング先での出来事をだらだら描きます。

3/6-5日目〜当たり前things〜

どうもホーリーです。

 

 

今回はドンホイからフエまでの移動です。

 

 

今回も長い行程なので早朝出発。

それでも朝からお腹が空くので一昨日に買った、結局夜食にしなかったカップ麺を食べることにした。

 

 

朝4時頃に全員が起き、電子ケトルでお湯を沸かす。買ったスーパーで割り箸を貰えなかったのでどうしようかと思いながらカップ麺を開ける。

なんと折りたたみのフォークが入っていた。

これは衛生的でいいっすね。

 

お湯を注ぎ大体3分くらい待ってフタを開ける。

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BO'はベトナム語で牛肉という意味らしいのですが、豚骨スープっぽい味付けだった。あと写真詐欺が酷く具が全く無かった。まぁ値段の割には美味しかったからいいか。

ちなみにngoベトナム語でおいしいという意味らしいです。お見知りおきを。

 

全員がカップ麺を食べ終わり、足早にホテルを出る準備をする。

ホテルを出発できたのは5:30。うん、いいペース。

 

だがまぁ早朝出発をすると水蒸気が飽和するのか走っていると身体中濡れまくる。

 

それでも交通量が少なく気温も低いのでかなりのハイペースで進める。

 

日が昇ってからある程度時間が経っても雲がかかっているので今日は曇りなんだろう。

景色は見えずらくなるが気温が上がらないので自転車移動的には曇りの方が嬉しい。

 

11:30に休憩と補給を兼ねてスーパーに寄ったときには行程の半分は終わっていた。

そこで初めてリツが風邪の様な症状で体調を崩していることを知る。不安であったが余裕が出てきたのでしっかりとした対応が出来そうだ。

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今回もco.opmart。ジョリービーもあったので昼食も摂ることにした。

 

行程が長かったので様子を見ながらの行動だったが、今回は計画通りに行けそうなのでホテルを予約する。

いつも通りDasaniとVfreshを補給する。なんかもう慣れてきたなぁ。

 

さっさと出発する。

やや交通量の多い場所だったが難なく合流する。

そこでふと思った。我々には確実にベトナムの交通マナーが身体に染みつきつつあるということだ。

19年近く守ってきた日本での交通マナーもベトナムに来てからは2,3日も持たなかった。

おそらく我々が帰国してすぐに自転車に乗れば間違いなく一瞬で事故に遭うだろう。

 とても不安であるが、今はベトナムの事だけ考えよう。曇り空の下、大きな荷物を下げた自転車3台がベトナムの小さな町を暴走しまくる。

現地の方々からはどう見えているのだろうか。

 

そんな心配をよそに今日もペダルを回す。

そういえばお尻の痛みがそんなに気にならない。この前までは悲鳴を上げていたお尻からの反応がない。お尻もベトナムに適応してきたのだろうか、それとも考えることをやめてしまったのだろうか。

 

 

リツのペースが落ちてきたので一度、足を止め休むことにした。目的地まで間近なのでしっかり休憩する。

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当たり前かもしれないがベトナムの田舎の風景は場所によって若干ながら異なる。

一言で田舎と言ってしまえばそれまでだが、例えば山が近い田舎、海が近い田舎では集落の様子が全く異なっている。また同じく山が近い田舎でも場所によっては建築様式が違うのでとても興味深い。

 

といった感じでベトナムの風景は自転車に乗っている時も休憩している時も楽しむことができる。

 

全員がしっかり休憩ができたところで目的地を再確認し出発。

 

フエは観光地であるので少し手間がかかったが休憩した場所から1時間半程でホテルに着いた。時計を見ると15:30。今までで一番速かった。

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ホテルの部屋は広くて綺麗だったがそれ以上に今日のペースの良さについて考えてしまった。

タケのサイコンで今日のアベレージを確認すると26.7km/h。後半はゆっくりでもやっぱり速かった。

早朝出発の日が曇りだといいペースで進めることが分かった。これはいい勉強だ、今後に活かしていこう。

 

気がついたらリツは先にベットで寝てしまった。タケと話し合い、明日どうするかは明日のリツの体調によって決めようということになった。

 

私がシャワーを浴び終わった後、部屋に戻ると2人とも爆睡していた。

それにつられて私も寝てしまった。

 

我々は3人だけで必要な物だけを持って行動しているので、ホテルでは自分が着たものは自分で洗う必要がある。それにベトナムではコインランドリーの様なものは見ていないので、固形石鹸で手洗いする必要がある。これが中々面倒くさい。私は洗わずに寝てしまった。

 

このツーリングを始めてからいかに自分が恵まれた環境にいたかをよく思い知らされる。

洗濯機を使える幸せ、水道水を普通に飲める幸せ。挙げ始めればキリが無いがどれも日本にいては気づき得なかったことだった。

今はとても不便で毎日文句ばっかり言っているがこういったことに気がつくことが出来て良かったとも思える。

 

なんか真面目になってしまったが、今の私に言えるのは日本はいいぞ、ということくらいだろうか。

 

 

明日は今回のベトナム縦断においての最大の難所であるハイヴァン峠があるので気を引き締めていこう。

 

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本日の走行距離166km。

 

 

今回も最後まで読んで頂きありがとうございます。