3/10-9日目〜思わぬ停滞〜
どうもホーリーです。
今回はクァンガイからクイニョンまでの移動…のはずでしたが、
やはり天気が良くなさそうだ。
全員一度5時に起き、リーダーから停滞が告げられると二度寝をすることになった。
再び全員が起きたのは8時頃、せっかく停滞したならということでホテルの朝食を食べることにした。
朝食を食べるところはレストランというよりも家庭的な食卓という感じで落ち着いて食べることができそうだ。
照明が変な色だったので変な色に見えてしまうが、とても美味しい目玉焼きだった。
これに加え焼きたてのトーストと輪切りのキュウリとトマトがあったので挟んで食べてみた。
美味いなぁ。
そういえばこっちに来てから新鮮な野菜を食べたのは初めてかもしれない。
生ものはどれが大丈夫か分からないので手を付けていなかった。帰国したら新鮮な野菜をバリバリ頂きたいもんです。
我々より先には外国人夫婦がいてお食事を楽しんでいた。「Good morning!」と声を掛けられたのでこちらも返す。英語圏の人かな。
そして、その夫婦と同じ食卓に着き少し会話をしてみた。カナダからやってきて鉄道で旅をしているそうだ。我々が自転車で縦断していることを告げると驚いている様だった。
少し話していて思ったがこのご夫婦、夫婦同士で話すときはいつものペースなんだろうが早口で話すのに対し、我々に話すときにはゆっくりとはっきり話してくれる。いい人そうだ。
それにこのご夫婦はとても仲が良いように見えた。お食事をしているときも、食べ終わった後一緒に散歩している様子もとても仲睦まじい。理想の夫婦像といった感じだろうか。
大体5,60代のお二人だったがとてもエネルギッシュでこちらが元気を貰う形になってしまった。
食事後、我々は部屋に戻りタケとリツは少しメンテナンスをするといって外に行ってしまった。
私は部屋に1人残った。
そういえば完全に1人になるのもいつ振りだろうか。もしこのツーリングがなかったら大学の近くのマンションで1人でダラダラしていたのだろうか。それとも帰省して実家でダラダラしていたのだろうか。
どっちにしろ今忙しいのは2人のおかげだな。ありがたいもんだ。
そんな感じでダラダラ時間が過ぎていった。
どういう経緯か分からないがタケは地元の子ども達とサッカーして英雄扱いされていたそうだ。一体何があった…
昼が過ぎ、今日進めそうだったなという話になったが、ベトナムの朝食を食べたりカナダの夫婦と話せたりしたので有意義な日であったと思う。ホーチミンで過ごすはずだった予備日がここで過ごすことになったが私はむしろここでのんびり過ごすことになって良かったと思う。
まぁ後半戦明日からしっかり頑張ることとしよう。
短くなってしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございます。