3/7-6日目〜楽園への関門〜
どうもホーリーです。
今回はフエからダナンまでの移動です。
6時半に全員が起き、リツの体調を訊ねたところ峠に行くとのこと。
今日は距離自体は長くないので7時半に出発。
しかしやはりリツのペースが上がっていない。
やはり完治はしていない様だ。
今回は峠まででもアップダウンが多く、キツめの上り坂に遭う度にリツは消えていく。
一度ガソリンスタンドで休憩を取る。
今日は天気が良く日差しが出ている。
峠からの見栄えは良さそうだがツライだろうな…
しかし、ここで引き返すことは出来ない。少し休み峠へ向かう。
峠の近くがとても開けていて景色が良かった。
私は峠が苦手だ。
上り坂といつ終わるか分からない格闘を繰り広げる。いや、あれはむしろ坂道と、では無く自分との戦いだ。妥協することは許されない。
体調の悪いリツはトンネルで行くことを提案したが、リーダーであるタケは峠に行くことを妥協しなかった。
途中はぐれてはいけないので峠に行くことになった。
気を引き締め、峠に入る。
序盤はかなりいいペースで進めたが、後ろの荷物が重く中々上手く進めない。さっきよりも天気が良くなってきた。長い上り坂にベトナムの日差しが加勢する。これはツライ。北海道では感じ得ないツラさだ。
途中、我々のツーリングの元となった「水曜どうでしょう」でチーム40がエンストしたカーブに遭遇した。番組自体は十数年前のものだったが、現地は映像のままで感動を覚えた。
そこそこ進んだ頃、開けたところでタケが先に待っていた。ペースの落ちているリツを一度待つ様だ。
私も日陰に自転車を置き、座り込む。鞄からVfreshを取り出し何も考えずに喉に通していく。
はぁ、癒し。
峠道で疲れた身体にリンゴが染み渡る。爽やかな甘さとしつこくない後味が運動後に丁度良い。飲む度に、自分はこの瞬間のために産まれたのかと思う様な幸福感が身体を包む。
これだからVfreshは辞められないぜ。
少し休むと今停まっているところがいい眺めであることに気づく。
いい景色だ。上り坂がツラくてもこういう景色を見るとやる気が出ちゃうなぁ。これだから峠は簡単に嫌いになれない、憎たらしいやつだ。
ふと自分の自転車を見てみる。
ここまでよく頑張ってくれた。
でもまだまだできるはずだ、よろしく頼むよ。
30分後くらいにリツがやってきた。
ツラそうだったが、ある程度休んだ後普通に出発していた。
地図を見てみるとピークは近そうだったので、ここからはリツの見える範囲でいこうということになった。
が、ピーク付近でタケはペースを上げ先にピークに着いた。後で聞くと少しでも早くピークに行きたかったとのこと。
やはり見晴らしは良いや。
標高差と風があるので日差しは気にならないほど涼しい。むしろ寒いくらいだった。
ピークは観光地となっていて観光バスが何台も停まっていた。観光客へのキャッチが凄い勢いで近くにいると色々売りつけられそうだったので少し離れたところでリツを待つことにした。
観光客の多くが出店でココナッツジュースやペットボトルのコーラを買い、近くの遺跡のある丘まで上がっていた。色んな国籍の人が皆んな同じ様なことをしていたのがとても印象的であった。
丘の上の景色は良いのですが上手く撮れませんでした…
リツが到着するまで、しばらく出店を観察していると個人的に気になる所が見えてきた。
ゴミである。
観光客は飲んだ後のココナッツの実やペットボトルを決められたゴミ箱に一応入れてはいるのだが、ゴミ箱が溢れそうになると出店の人がそのゴミを峠の下の方にブン投げる。
写真ではあまり分からないかもしれないが下の方はゴミまみれであった。ココナッツはまだしも、プラスチックのゴミが多いのが目立った。
ここにも番犬らしきものがいたが番犬は必死にそのゴミを漁り食べていた。
奥の方では出店の他の店員だろうか、必死にゴミを埋める穴を掘っていた。
数年後にはここは一体どうなってしまうのかと不安になってしまう光景だった。しかし、私には解決法を見出す事が出来ず、ただ見ていることしか出来なかった。
リツも到着し出発することにした。もうこれからは下り坂だ。辛いのによく頑張っていたと思う。
下り始める。
すぐにスピードが出たので上ってきた方よりも傾斜がキツイのがすぐに分かった。
それに加え、日本では見ない程の急カーブ。
オマケに猛スピードで飛ばしてくる観光バスやココナッツジュースを過積載したバイク。
下りも中々おっかないものだった。下に着いたときの安心感は測りしれなかった。
ダナンの市街地に入る前タケと少し道を確認した。確か橋を渡って左…いやまっすぐだったかな。少し不安であったが追っていれば間違いない。
その判断が命取りだった。
橋は自転車で渡れないという標識が出ていて私は下道で行こうとしたがタケはまっすぐ進んで橋に入ってしまった。
まずい…
とっさにハンドルを切り橋に乗ることが出来たが、バイクの波の中にタケの姿を見つけたが大分離れてしまった。必死に追いかける。
しかし急に車が横切り次に同じ場所を見たときにタケの姿はなかった。
反射的に後ろを見る。リツはいる。良かった。
橋を渡りきり、交差点の周辺をじっくり見る。
が、タケはいなかった。
完全にはぐれてしまった。
wi-fiの環境下でないとこの国では我々の携帯電話は真価を発揮できない。
交通の落ち着いた所でリツとどうするかを話し合った。3人バラバラにならなかったのが救いだろうか。
しばらく同じ場所に留まることにしたがタケは現れなかったので、リツに留まってもらって時間を決め、その間私が街中を探すことにした。
異常な量のバイク。落ちゆく陽。
異国の地の全てが私の不安を掻き立てる。
全神経を集中させ探し出す。
見つからない。
時間になりリツの場所に戻る。
今後のことを考えてみた。グローバルwi-fiは私が持っていたので最悪のケース、2人だけでホテルを予約することになるのだろうか。
しっかりと確認しなかった自分が悪い。
気が付けば自分を責め始めていた。
そんな良くない考えばかりがよぎっていった。
どうすれば良いのか分からなくなり呆然としていると、急に電話が鳴る。
タケからだった。wi-fiが使えないはずなのになぜ…?
当時の私は焦りに焦っていたので詳細は覚えていないのだが要約すると、
はぐれたことに気づく
→探す
→いない
→近くの携帯ショップでwi-fiを借りる
→電話する
大体こんな感じだった気がする。
近くのガソリンスタンドに集まることにし、なんとか全員揃うことができた。本当に良かった。
聞けば携帯ショップでは英語が通じず、悩んでいたところ 昨日たまたまネットで調べていたベトナム語での「wi-fi貸してください。」を思い出し、なんとwi-fiを貸してもらったらしい。
事実は小説よりも奇なり、とはこのことだろうか。それにしても良かった。
私はこの件に関して寿命が数年縮んだであろう程ヒヤヒヤしたのだが、タケはあまり動揺していなかった。さすがリーダーだ。
兎にも角にも、合流出来たのでホテルからはもう大分近いので明日の連泊に備えるためにスーパーに向かった。
そういえばお腹も減っている。夕食も食べよう。
バイン・ミーというベトナムのサンドイッチである。具は色々あったが牛の焼肉とレタスを挟んだ物にした。値段は約75円程。ぼちぼち。
かぶりついたがパンはフランスパンの様でとても硬い、が意外としっとりしていた。
肉まで辿り着いたときは感動した。しっとりとしたこのフランスパンと濃いめの味付けの牛肉がよく合う。それに具は牛肉とレタスだけでなく、キュウリやホイル焼きにしたニンニクが入っていてそれもまた美味い。それにしてもベトナム料理なるものは日本人の口に合いますなぁ。
それにまた3人で食を共にすることが出来て本当に良かった。
食べ終わったあとスーパーにていつも買う量の2倍くらい物を買った。当然だが鞄に入らなかったのでキャリアに無理矢理くくりつけた。
過積載の状態でダナンの夜を走る。
ベトナムかどうか分からないぐらい夜のダナンはギラギラしていた。距離自体は大したことはなかったがホテルへの道のりは異常に長く感じた。
30分程で無事にホテルに辿り着いた。
今日のホテルの人もいい人そうだ。
ホテルの人に自転車でハノイからホーチミンを目指している途中であると伝えると、今までに見た事ないくらい驚いていた。
いいリアクションだ。その方がこっちもやりがいがあるってもんですよ。
ホテルの部屋に入る。色々あった日ほどホテルに着いたときの安心感は大きい。
そうして長かった1日がようやく終わりを告げた。距離は長くなかったがハプニングが多かったな。
今日はしっかり休もう。明日は連泊だ。
リゾートでしっかり体を休めるんや。
本日の走行距離110km。
長くなってしまいましたが今回も最後まで読んで頂きありがとうございます。
3/6-5日目〜当たり前things〜
どうもホーリーです。
今回はドンホイからフエまでの移動です。
今回も長い行程なので早朝出発。
それでも朝からお腹が空くので一昨日に買った、結局夜食にしなかったカップ麺を食べることにした。
朝4時頃に全員が起き、電子ケトルでお湯を沸かす。買ったスーパーで割り箸を貰えなかったのでどうしようかと思いながらカップ麺を開ける。
なんと折りたたみのフォークが入っていた。
これは衛生的でいいっすね。
お湯を注ぎ大体3分くらい待ってフタを開ける。
BO'はベトナム語で牛肉という意味らしいのですが、豚骨スープっぽい味付けだった。あと写真詐欺が酷く具が全く無かった。まぁ値段の割には美味しかったからいいか。
ちなみにngoはベトナム語でおいしいという意味らしいです。お見知りおきを。
全員がカップ麺を食べ終わり、足早にホテルを出る準備をする。
ホテルを出発できたのは5:30。うん、いいペース。
だがまぁ早朝出発をすると水蒸気が飽和するのか走っていると身体中濡れまくる。
それでも交通量が少なく気温も低いのでかなりのハイペースで進める。
日が昇ってからある程度時間が経っても雲がかかっているので今日は曇りなんだろう。
景色は見えずらくなるが気温が上がらないので自転車移動的には曇りの方が嬉しい。
11:30に休憩と補給を兼ねてスーパーに寄ったときには行程の半分は終わっていた。
そこで初めてリツが風邪の様な症状で体調を崩していることを知る。不安であったが余裕が出てきたのでしっかりとした対応が出来そうだ。
今回もco.opmart。ジョリービーもあったので昼食も摂ることにした。
行程が長かったので様子を見ながらの行動だったが、今回は計画通りに行けそうなのでホテルを予約する。
いつも通りDasaniとVfreshを補給する。なんかもう慣れてきたなぁ。
さっさと出発する。
やや交通量の多い場所だったが難なく合流する。
そこでふと思った。我々には確実にベトナムの交通マナーが身体に染みつきつつあるということだ。
19年近く守ってきた日本での交通マナーもベトナムに来てからは2,3日も持たなかった。
おそらく我々が帰国してすぐに自転車に乗れば間違いなく一瞬で事故に遭うだろう。
とても不安であるが、今はベトナムの事だけ考えよう。曇り空の下、大きな荷物を下げた自転車3台がベトナムの小さな町を暴走しまくる。
現地の方々からはどう見えているのだろうか。
そんな心配をよそに今日もペダルを回す。
そういえばお尻の痛みがそんなに気にならない。この前までは悲鳴を上げていたお尻からの反応がない。お尻もベトナムに適応してきたのだろうか、それとも考えることをやめてしまったのだろうか。
リツのペースが落ちてきたので一度、足を止め休むことにした。目的地まで間近なのでしっかり休憩する。
当たり前かもしれないがベトナムの田舎の風景は場所によって若干ながら異なる。
一言で田舎と言ってしまえばそれまでだが、例えば山が近い田舎、海が近い田舎では集落の様子が全く異なっている。また同じく山が近い田舎でも場所によっては建築様式が違うのでとても興味深い。
といった感じでベトナムの風景は自転車に乗っている時も休憩している時も楽しむことができる。
全員がしっかり休憩ができたところで目的地を再確認し出発。
フエは観光地であるので少し手間がかかったが休憩した場所から1時間半程でホテルに着いた。時計を見ると15:30。今までで一番速かった。
ホテルの部屋は広くて綺麗だったがそれ以上に今日のペースの良さについて考えてしまった。
タケのサイコンで今日のアベレージを確認すると26.7km/h。後半はゆっくりでもやっぱり速かった。
早朝出発の日が曇りだといいペースで進めることが分かった。これはいい勉強だ、今後に活かしていこう。
気がついたらリツは先にベットで寝てしまった。タケと話し合い、明日どうするかは明日のリツの体調によって決めようということになった。
私がシャワーを浴び終わった後、部屋に戻ると2人とも爆睡していた。
それにつられて私も寝てしまった。
我々は3人だけで必要な物だけを持って行動しているので、ホテルでは自分が着たものは自分で洗う必要がある。それにベトナムではコインランドリーの様なものは見ていないので、固形石鹸で手洗いする必要がある。これが中々面倒くさい。私は洗わずに寝てしまった。
このツーリングを始めてからいかに自分が恵まれた環境にいたかをよく思い知らされる。
洗濯機を使える幸せ、水道水を普通に飲める幸せ。挙げ始めればキリが無いがどれも日本にいては気づき得なかったことだった。
今はとても不便で毎日文句ばっかり言っているがこういったことに気がつくことが出来て良かったとも思える。
なんか真面目になってしまったが、今の私に言えるのは日本はいいぞ、ということくらいだろうか。
明日は今回のベトナム縦断においての最大の難所であるハイヴァン峠があるので気を引き締めていこう。
本日の走行距離166km。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございます。
3/5-4日目〜やっちまったな〜
どうもホーリーです。
今回は昨日泊まったところからドンホイまでの移動です。
明日は今までと比べると行程が短いし、今日までハードだったから今日はゆっくり寝ようぜ。
昨日の夜の話である。
その後ホテルを予約し、目覚ましの時刻は7時にセットし全員就寝した。
お分かり頂けただろうか全員が3/5を甘く見ていたのだった。
翌朝、誰が叫んだ。
「ヤバイ、もう8時。」
我々は急いで準備し、昨日買い忘れたものを昨日のショッピングモールに買いにいった。
ロッテリアもあったのでそこで朝ご飯を食べることにした。
実はロッテリアはまだ日本で行ったことが無かったのでベトナムとの違いが分かりませんが、普通のチキンバーガーのチキンもやはりピリ辛で美味しかった。やっぱり辛いのがベトナムの人には合うのだろうか。
私は辛いものを最近よく食べるので、毎回の食事がワクワクである。
昨日の焼肉屋の前を通る。
なんと昨日のスタッフがこちらに手を振っている。こちらも手を振り返す。
でもここのショッピングモール24時間営業らしいけど、どうなってるんだろう。
考えても分からなかったが、買い物を済ませ出発する。
もう結構日が出てるな。だがまだ暑さはない。
そういえばお尻の痛さが昨日の出発時よりもマシになっている。間違い無い、私のお尻の回復力は上がっている。
だが、痛いことに変わりはない。そのまま進んで行く。
今日は昨日より暑くはないがアップダウンが多いな。後ろにたくさんの荷物をくくりつけ、鞄にも荷物を詰めているので上り坂はいつも以上に堪える。
何度目かの下り坂の下に変なゲートみたいなものがあり、丁度日陰になっていたので休憩することにした。
うんうん。いい天気にいい景色だ。
そういえば、上り坂の頂上付近から海が見えた。だからこんなに風が涼しいのか。
寝起きの焦りはどこへ行ったのやら、しっかり休憩する。
そうだ、昨日買ったブドウのVfreshを飲もうではないか。Vfreshを手に取る。ホテルの冷蔵庫に一晩中入れていたのでまだ冷たい。
さっと口に流す。
うめぇ。
熱くなった体に冷えたブドウジュース、最高じゃないか。この休憩がとても有意義に感じられる。やっぱりVfreshは最高だ。日本に無いのがとても悔やまれる。
我々が休憩していると2人乗りのバイクが止まり後ろのスーツを着たおじさんが降り、バイクは走り去った。
おじさんは日陰の下で座り込み来た方向を見つめている。なんか待ってんのかね。
そのとき誤って私の荷物がおじさんの方に倒れてしまった。
怒られると思い、急いで謝りに行った。
しかし、何も特に気にすることも無いように私に微笑みかけてくれた。お優しい。
その紳士は白いシャトルバスが近づいて来たときに急に立ち上がり、バスに向かって何か合図した。バスが何事もなく走り去ると紳士は再び座り込んだ。ん?
その後赤いバスが来たときに紳士は同じようなことをした。するとバスは停まり、紳士はバスの中に消えていった。ん??
我々には何が起こっているか理解できなかったが、ベトナムの路線バスがよく分からんことだけは分かった。
紳士が消えた後、すぐに我々も出発することにした。
風が心地よい。田園風景の広がるそこからの苗の香りが風に乗ってるからであろうか。ふと私の故郷である田舎の風景が思い出される。
おっといかんいかん。ホームシックはまだ早いぜ。景色を楽しみつつ、今回のツーリングに意識を持ち直す。
アップダウンを繰り返し、少し疲れた頃に良さげな木陰を見つけた。ここで休むか。
私とタケがそこで休憩しようとしていたが、リツはその辺りの家から出て来た犬に追いかけられていた。なんとか犬をぶっちぎり少し先で休憩していた。
危ない。
こちらの動物は狂犬病等日本ではかからない危険なウイルスを持っている可能性があるので噛まれてしまってはアウトだ。
しかし、ベトナムの家庭には大体番犬がいる。
しかも放し飼いである。気を抜いていると大変なことになる。
それに加えベトナムは田舎に行けば、牛や鶏、アヒルが放し飼いにされていて、野犬すらいるもんだからたまったもんじゃない。
まぁ今回は何事もなく良かった良かった。
日が傾いてきた頃、ホテルの近くの小さなショッピングモールに着いた。名前はなんとco.opmart。ちょっと豪華な装いから生協でないことは分かった。
夕飯としてベトナムでよく見るファストフード店である、ジョリービーという店に入った。
メニューはKFCと同じような感じだった。
値段は日本のファストフードより少し安い程度でベトナム的には高め。
チキン2つとポテトとペプシのセット。
約400円くらいだった。
肉が食えるならいいか。
フォーク、ナイフが無かったので、紙を使って日本で食べる様にかぶりついた。
やっぱりこれですよ。食べやすい。
ベトナムのファストフード店は注文してから商品が来るまでそこそこ時間がかかる。
その代わりチキンもポテトもアツアツでカリカリでとても良い。ここのチキンもやはりピリ辛。サルサソースの様なものが後から運ばれてきた。それを付けるとこれまた辛くて美味い。
食べ終わると食料品売り場でVfreshとDasaniを買う。今日は少し果物コーナーを見てみた。
スイカやバナナは日本よりもかなり安いが、リンゴは一玉あたり約400円。日本の方が安いな。ベトナムで育たないのだろう。
そういえば、毎回買っているがリンゴジュースはオレンジジュースに比べ少し高かったな。
スーパーからホテルに向かう、近くだったので良かったが道がややこしかった。
今日のホテルはなんだかデカイな。それに隣にカラオケもついてるのか。
今までで一番広い部屋だった。
この日はブログが少し行き詰まり、私の所属するサイクリング部の部誌を読んだが、とても元気を貰えた。
ブログも書き終わり、寝ようとするとカラオケの音が気になる。部屋が揺れるくらいにうるさいのである。
ベトナムにはカラオケ店がたくさんあるが、防音をしっかりしているところは無く全部もれている。そのためカラオケ店の前はすごくうるさい。
まさか寝る時に遭遇するとは…
でも体は疲れていたので、曲の合間になんとか眠れていたらしい。
明日は行程が長いので早朝出発。
明日は今日のようにはしないぜ。
本日の走行距離100km。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございます。
3/4-3日目〜燃えちゃう〜
どうもホーリーです。
今回はヴィンからハティンまでの移動です。
と、する予定だったのですがヴィンからハティンは60kmと工程的にはとても短いので、ハティンの少し先のところのホテルを前日に予約しました。
それでも前日や前々日よりは短いので余裕をもって8時頃に出発。
昨日の夜食で食料や水が足りなくなっていたのでホテルの道沿いのスーパーを探すことにした。
するとショッピングモールの様なものに出くわしたので迷わず入店。
入店すると目の前にKFCが見えたので吸い込まれる様にレジに並ぶ。
英語が通じないので身振り手振りで注文。
いやー、難しい。
今は10時。朝から何も食べていなかったのでそのまま食べようとしたが、周りの現地の人はフォークとナイフで食べていたのでそれに倣って食べてみることにしてみた。食べにくい…
でも、美味い。
なんだこら。めちゃくちゃ美味いじゃないか。
サクサクの衣はスパイシーながらも味わい深くメインのお肉を引き立て、メインのお肉にも唐辛子の粉がたくさんついていてピリっと辛い下味がこれまた衣によく合う。美味い。
正直、日本のKFCより好きです。
ベトナムを訪れた方は是非ともご賞味あれ。
私とリツがKFCを食べている間、タケはフードコートの様なもので適当にご飯を買っていたみたいだった。
彼曰く、めちゃくちゃ美味いそうです。
また、Vfreshのオレンジも美味い。
そんなこんなで遅い朝食を嗜んだ後、水や食料を補充し、さっさと出発した。
そういえば、昨日の始まりよりお尻の痛みがマシな気がする。回復力が上がったんかね。
お尻の痛みを感じながらガンガン進んでいく。
だが中々進まない。
やはり暑い。
だが昨日とは明らかに違う。風も暑い。体温がかなり上がっているのを感じる。
全員一致で取り敢えず近くのガソリンスタンドに寄った。止まった瞬間、風を感じなくなり暑さが一気に押し寄せる。
タケが気温計を持ってきていたので確認すると
36°Cて…
飲料水を体に掛けまくる。ぬるい、けど涼しい。日陰ってだけでもう涼しい。
しっかり休憩をとった後、再び出発。
日陰を出た瞬間から日差しが餌食である。
どれだけ休憩しようが日差しの辛さは変わらない。
しかし、今日は行程に余裕があるので休憩をとりながら慎重に進むことができる。
ホテルは前日に予約したのでそこまでの我慢だ。
暑さのピークであろう14時半頃、道中に大きめのショッピングモールを見つけたので寄ってみることにしてみた。
手ごろなベンチがあったのでそこに自転車を停めようとしたら警備員さんが出てきて、怒られた。
駐車場に移動し自転車を停め、入り口を探す。
うわ、涼し。吸い込まれるように入店する。
中は日本のショッピングモールと遜色ないくらいの仕上がりでとても綺麗だった。
周りを見ると小綺麗な格好をした人が多かった。なるほど金持ちのための所なのかね。
取り敢えず、荷物を預け食料品売り場に吸い込まれる。
リンゴのVfreshをカゴに入れ店内を見回すと、お!
珍しくキンキンに冷えたペプシがあるじゃないか。迷わず購入。
駐車場に戻り、ペプシを一気に頂く。
うめぇ。
夏の暑い日にキンキン冷えたコーラを飲めることの幸福さは皆さんにもお分かり頂けるであろう。そうである、語彙力を失うのだ。
最初に停めようとしたベンチまで自転車を移動させる。ペプシの幸福感で体がいっぱいだ。
陽も傾いてきて走りやすそうだ。
よし、出発。
あれ?そこで買ったはずのVfreshが無いことに気づく。しまった。ペプシの幸福感で完全に忘れていた。
急いで駐車場に戻る。そこにVfreshの姿はなかった。Vfresh…
仕方がないので出発。
出発後もしばらくVfreshのことが忘れられなかった。悲しみと怒りが渦巻く。しかしそこに残るのは虚しさばかりである。
うん。済んだ事は仕方がない。次、気を付けよう。
Vfreshのことばっかり考えていたらホテルに着いた。ふぅ。ホテルに着いた時のこの安心感は未だに変わらない。
ベトナムの夕焼けも真、美しいものですね。
近くに小さなショッピングモールがあったので歩いてみた。
韓国風の焼肉屋があったので入店。
ベトナム的にお値段は張るが日本よりマシ。
店内ではスタッフが和気藹々とおしゃべりしていた。我々が入店しようとすると笑顔で迎えてくれた。
そういえば、ベトナムでは仕事に対する姿勢が日本とはずいぶん違う様に思われる。
ベトナムのショッピングモールやスーパーに行くと大抵、シフトミスかと思うくらいスタッフが溢れ、手の空いたスタッフはスタッフ同士でおしゃべりしたり、スマホをいじったりしている。
だが、スタッフ達は大体生き生きした表情で働いていて皆んな楽しそうだ。
これが文化の違いなのか。うーん。
まぁ焼肉屋で考え事も良くない。
肉だ、肉。
ところが、またここで言語の壁が…
しかし1人のスタッフが英語を話せるみたいでなんとかなった。ふぅ。やっぱり英語は勉強しないとダメですね。
肉が来たが見たことない部位ばかりだった。
我々が焼き方に戸惑っていると、それを見たスタッフが美味しく焼いてくれた。こっちに来てからよく思うけど、ベトナムの人は親切な人が多いなぁ。
焼いてくれた肉にタレを付け口に放り込んだ。
美味い。
炭火で焼いた牛のハラミ(おそらく)に辛味噌のタレがよく絡み、噛めば噛む程旨味が溢れる。
疲れた体に焼肉、暴力的なまでに体に染み渡る。頑張って良かった…
次はタレを付けた肉をレタスに挟み頬張る。
これまた美味い。
食べ終わった時の満足感はベトナム1であった。その後スタッフに本で調べた、ベトナム語での「お会計お願いします。」を言ってみた。
ニコニコしている。なんとか通じたみたいだ。
お会計が終わった後、スタッフの1人は調べてくれたのか、我々に向かって「またね。」とカタコトながら言ってくれた。なるほど相手もこういう気持ちだったのか、なんだかいい気分だ。
その後、食料品売り場にて今日飲み損ねたリンゴのVfreshと新たにブドウのVfreshやDasaniといった明日のためのものと、今日夜中にホテルで欲しい筒に入ったポテトチップスとカップ麺を買った。
んー。なんだかネットスラングみたいな名前だなぁ。まぁ安いから買うんですけども。
そしてホテルに戻り、明日の準備等をした。
いやー、今日はキツかったな。
距離が短くても暑さにやられるとは。
これからどんどん南に進んで行くと、気温も上がるのか…とても不安である。
本日の走行距離120km。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございます。
3/3-2日目〜突き刺さる〜
どうもホーリーです。
今回はタンホアからヴィンまでの移動です。
この日もやや行程が長いので早朝出発。
道はややこしくなかったので、予定通りの場所辺りのホテルを前日に予約。
5時に起きて6時頃に出発しました。
ああ、ケツが痛い。
昨日の後半からずっと思っていましたが、やはり尻が痛い。ん?あと自転車に乗る日は2じゅ…いや考えるのは辞めておこう。
こういう時こそ頭はチンパンジーになっておこう。
うんうん。
そういえば昨日はバイクの多さであまり注意が届いていなかったが、ベトナムの国道1号線はかなり路面が整ってとても走りやすい。
正直、日本と同じか少し悪い程度である。
まぁ路面は整っていてもなんかゴミが色々落ちていてとても汚いんですけども。
そういえばゴミ収集車どころかゴミを出す人すら見てないなぁ。ここ大丈夫なんだろうか…
そんなことを考えていたら最寄りのスーパーに着いた。今日はここで買ったもので朝兼昼ご飯にしようと思います。にしてもこのスーパー音楽大容量で流し過ぎやろってくらいうるさい。
昨日のスーパーよりも品揃えが多くていいなぁと思った瞬間、急に部屋が真っ暗になりました。停電か。
周りを見てみると地元のお客さんは懐からスマホを取り出し懐中電灯にし普通にショッピングをしている。これ普通なんか…。
その後2,3分に一回は停電していた。
停電するんなら入り口の音楽消せや、とツッコミたいところだったが我慢我慢。
水不足が怖かったので私は1.5LのDasaniを3本買いました。
それに甘いものが欲しかった私は新たなツーリングのオトモを買いました。
Vfresh。
新鮮な果物を取れない中、これは癒しになりますね。他にもブドウ、オレンジ、トマト等色んな味があり、色々試そうと思います。
味によって若干、値段が変わりますがリンゴは約200円くらいでした。
スーパーで買い物を終えた後、スーパーの駐車場の端で買ったお菓子やジュースを飲みながら少しながらの休憩を楽しんでいると
なんかやって来ました。
おっちゃんがこちらに気付くと牛の尻尾でこちらに手を振ったり無茶苦茶していた。挙げ句の果てに牛の○ン○ンを弄り倒していた。
うわ、汚ねぇ…ご好意だけは受け取ります…
汚ねえもんを見ちまったので出発することになりました。ああ、お尻痛い。
休憩の後はより痛いや。
痛みに耐えながらペダルを回す。
すると、反対車線にいる自転車に乗ったチビッコが我々を見つけた途端、
「Hello!」と手を振ってくれた。
突然だったがこちらも笑顔で手を振り返すと、嬉しそうに去っていった。
何もしてないがすごい元気を貰えた気がした。
そういえばベトナムはチビッコが多くて元気がいい様に思われる。
その後も何度かチビッコに会う度「Hello!」と手を振ってくれる。田舎の方に行けば話しかけられる率も上がる気がする。
田舎のチビッコの群団に遭遇するともうすごい。実際に止まって何かするということはないが、我々が通るだけで喜んでくれるのでこちらも英雄の様な気分になってしまう。
うん。くるしゅうない。
田舎の村を抜けると何も無いところに出た。
今日は天気が良かったがそれが仇になった。
日差しが突き刺さる。
暑い。日陰も何も無い。暑い。
一度止まってみたがやはり暑い。
昨日の霧雨の影響だろうか、すごく蒸し暑い。
なんとか木陰を見つけ休憩する。
飲料水を体にかけ、体温を下げようと試みる。
そういえば肩がやけに重い。Dasaniを買いすぎたせいだ。くそぅ。
全員が少し落ち着いたところで出発。
その頃は14時半頃だったが目的地まではもう30km程だったので余裕をもって行動できた。
16:30になんとかホテルに着いた、立派な建物でなかったが、まぁ綺麗だ。
ホテルからはお手伝いであろう子(おそらく小学校2年生くらい)が出てきて我々に英語で説明してくれる。めちゃくちゃうまい。
そのホテルのどのスタッフよりも使いこなしている。どうなってんだ。
18時からディナーがあるはずだったが何故か始まらなかったので自室に戻り、スーパーで買ったものを晩飯とした。
昨日の比べるとかなりいいペースだったので今日を模範として頑張りたいっすね。
本日の走行距離130km
今回も最後まで読んで頂きありがとうございます。
3/2-1日目〜ベトナムの洗礼〜
どうもホーリーです。
今回はハノイからタンホアまでの移動です。
ハノイの市街地を避けて通ることが出来なさそうなので混雑するよりも先に市街地を抜けようということになり5時に出発することになりました。
なんとか全員4時半までに起きることができ、予定通りにホテルを出ることが出来ました。
が、外に出ると地面が濡れており霧雨のような雨が降っていました。おいおい初日だぜ?
自転車を漕ぐと泥水が体中にかかりまくりヤル気がかなり持っていかれました。
それはそうと道路を見て見るとバイク社会と聞いていましたが早朝の空港付近には車しかいませんでした。
あれっ、これもしかしてイージー?
そんなことを考えながら進んでいると日の出共にどこからかバイクが湧いてきて
囲まれてしまいました。
ベトナムの朝は想像よりも早く急に訪れました。
ベトナムには市街地に最低限の信号があるだけで小さな交差点(といっても日本では必ず信号と標識があるレベル)では自分達で勝手に流れを作るといった感じでした。
ってかクラクション鳴らし過ぎやろ
ってくらい街中はクラクションが鳴り響き耳がアカンくなり始めてきました。
日本とは比べ物にならないくらいバイクも車もクラクションを鳴らしまくっていますが日本のそれとは少し意味合いが異なる様に感じました。
日本でのクラクションは「危ないんねん、オラ!」くらいの殺気が込められていますが、
ベトナムでのクラクションは「後ろから失礼するで。」くらいの感覚で鳴らされているように感じます。
まぁ朝の通勤ラッシュとクラクションに揉まれながらなんとか市街地から脱出し朝食もまだだったので近くの食堂にふらっと寄りフォーなるものを3つ注文しました。
衛生環境が酷く、ハエが飛び回る中かなり警戒しながら食べましたが中々美味い。
おそらく米粉でできた麺は鍋で茹でっぱなしだったのでとてもふにゃふにゃになっていましたがそれでも牛肉の旨味の染み出たスープといくつかの香草の組み合わせがとてもマッチしていてとても良かった。
私は瓶詰めのコカコーラ他の2人はレッドブルを頼み、味比べをしてみました。もちろん常温保存である。
コーラはあまり違いが無く常温なので炭酸が弱かった程度だったが、レッドブルはかなり栄養ドリンク感ゴリ押しな味で炭酸はそもそもなかった。
さてさてお会計お会計と行きたいところだったが、ベトナムは観光地以外では英語も通じないと聞いていたのでなんとか身振り手振りで伝えるように頑張ったがダメだった。これが言葉の壁ってやつですか…
結局、店員さんに支払う数の紙幣をレジから出してもらいなんとかなった。
フォー3つとコーラとレッドブル2つで80,000ドン?(約400円)だった。しかし壁のメニューを見るとフォー1つあたり35,000ドン…ん?まぁいっか安くなってるし。
食堂を出発する頃には雨はほとんど降ってはいなかった。だが湿度は相変わらず高いので、不快度も高い。
と進んでいるとリツが急にもがき出し、止まって確認してみるとどうやら両足を同時につってしまったらしい。
路肩で止まっている我々を見て現地のおっちゃんが心配して出て来てくれた。相変わらず言葉が分からない。
おじさんに手を振って、なんとか出走はできたが、つりやすくなってしまったのかその後も30kmごとにつっては悶えていた。
そんなこんなで進んでいると、我々の水も尽きてきて丁度スーパーのようなものを見つけたので少し寄ってみることにした。
スーパーに入店しようとすると警備員のおっちゃんに止められ何かと思うと、荷物をロビーに預けろみたいな手振りをしてくれた。
なるほど、ここでは鞄はもちこめないのか。
鞄と何故だかヘルメットもロビーに預け、いよいよ入店した。
店内を色々撮ろうとしたが止められました。
ごめんなさい。
買ったものを代表して2つご紹介。
オレオ。
味はほとんど変わらず美味い。約100円程です。変な物が多くある中に知ってるものが置いてあるとすごく安心しました。はい。
Da☆sa☆ni。
所謂いろはすですね。独特な響きとリズム感で一度聞くと忘れらないですね。こちらでは水道水が飲めないので、こいつにはしばらくお世話になりそうだ。1.5Lで約35円くらい。
荷物を受け取り駐車場で休憩した後、出発しようとしたところリツが後輪パンクしていることに気づき、チューブ交換もすることに。結局スーパーには1時間近く滞在しました。
12時頃に出発し進んでいると1時間後にリツが急に止まり、またつったのかと思っていたらパンクした、と一言呟いた。その後チューブ交換をし出発したがまた1時間後にパンクした。
災難としか言えなかった。
次はタイヤとチューブを交換出発した。
その日はそれ以上パンクすることは無かった。
いやー良かった良かった。
進んでいると16時くらいになり目的地まで大体26km程だが日没は18時頃。んー、間に合うか?でも腹が減った。
結局飯を食べることになり、近くの食堂に寄った。なんか店でお手伝いをしている女の子の元気がやたら良い。そこではクアンコム・ビンザンなるものが食べられるらしい。
お腹が減っていたこともあるが食卓に並んだ瞬間からいい匂いがしていた。
美味い 。色々なお惣菜が入っていましたが全部美味い。そしてコーラがキンキンに冷えている。美味い。例えば豚の角煮みたいなものは見た目よりも柔らかくしっかりと味がついていて、肉団子みたいなものはタレが濃厚で味わい深く肉団子自体にも下味がついていた。
まあ要するにここのご飯は美味かった。
ここで今日泊まるホテルを予約し、出発したが気付けば17時…
マズい…
そこから全速力で回そうとしたがリツはつりやすくなっていることもあり、ゆっくり行くことにした。
辺りはどんどん暗くなり、次第に気持ちが焦ってくる。ああ良くない良くない。
なんとかホテルに辿り着いたときには19:30くらいで外は真っ暗だった。
ホテルのスタッフは英語が話せるようだが、こちらの言いたいことが伝わっていない。自転車を部屋に持ち込むのはダメらしい。でも外に駐車しておくのは怖い…
なんとか交渉した末にスタッフの詰所に入れて貰えることになった。
本当にありがとうございます。
ホテルの部屋に入れた時の安心感はなんともいい表せなかった。ただ、辿り着けて良かった…
そんなこんなで長い長い初日が終わりました。
本日の走行距離185km。
とても長文になってしまいましたが最後まで読んで頂きありがとうございます。
3/1-0日目〜ベトナムに立つ〜
どうもホーリーです。
ベトナムには
と乗り継ぎをして行かなかくてはならず、さらに成田空港を8時に出発する便だったので前日は成田空港で一眠りしました。
空港に着いたのが当日の3時だったので寝転がれる椅子は埋まってしまっていたので地べたで眠りましたが、これがまた痛い。
空港で一眠りすることを予定に入れるなら銀マットの一つが有るか無いかで快適さが大きく変わると思いました。
無事飛行機に乗れ香港に着き、ハノイ行きの時刻を確認すると4時間もありあまりにも暇だったので急遽香港に入国することになりました。
が、入国審査で戸惑ってしまい入国できた時にはフライトまで2時間程しかなく出てすぐに空港に戻ることになりました。
香港行きでもハノイ行きでも機内食が出たんですが英語でのメニューがほとんど聞き取れず、試験等で悪い点を取ることよりも英語の実力を付けなくては…と思うこととなりました。
そんなこんなでハノイに着いた頃には現地時間で7時くらいになっていて辺りは真っ暗でした。さすがベトナム、夜でも暑い…
ホテルまでは1kmもないくらいなのですが、自転車と自転車に積む荷物を担いでの移動だったので辛い。
ホテルまでの道中で初めて目の当たりにするベトナムの夜の風景はとても恐ろしく見え、また自転車等を担いでいるので現地人からもよく見られる。その目付きはまるでハイエナのようで…あぁ怖い怖い。
なんとかホテルについた頃には空港から1時間近く経っていました。
ホテルの受付の人はとても親切でいい人そうだったのでとても良かった。
ホテルの部屋もとても綺麗でびっくり
これで3人で約2,400円です。さすがベトナム…
ふと時計を見ると日本時間で12時…
ベトナムと日本の時差は2時間。
長い一日だった。
明日の行程は長いので4時半には起きます…
最後まで読んで頂きありがとうございます。